MERIT DEMERIT
スタンプコンクリートのメリット・デメリット
スタンプコンクリート工法がもたらす6つのメリット
レンガやタイルの風合いを表現できてしまうスタンプコンクリート工法には7つものメリットがあります。
デザインが豊かでカラーバリエーションも豊富
先ほど挙げたレンガやタイルだけでなく、洋風の石畳、和風の乱形石や敷石模様、さらにはコンクリートなのに木目の風合いを表現できるので様々な場所にあったデザインが選べます。
ラージイングリッシュ・ストーン
スモールイングリッシュ・ストーン
ランダムストーン
イタリアン・アシュラー
ルイジアナ・ママ
ルイジアナ・パパ
ウッドプランク
ツリー
ヨーロピアンファン
ユーストブリック
ラージアラビアン
アンデス
コブルストーン
ユーロフィールドストーン
ランダム・フラッグストーン
R.B.ベルジャン・ブロック
ガーデンロック
豊富なデザイン性をさらに広げるのがカラーバリエーションの多さです。
スタンプパターンとカラーの組み合わせでさまざまな表情を作り出せます。
材料費が安い
本物のレンガやタイルに比べると材料がコンクリートのみなので、材料費が安くなります。
特に施工面積が大きな施設等の場合は、コストの面でもかなりのコストダウンに繋がります。
工期短縮によるコストダウン
レンガやタイルの場合、下地処理や素材を1つ1つ敷設するため、工期が長くなりますが、スタンプコンクリートの場合は、下地処理不要でスタンプの型を押し付けて行く工法なので、手間がかからず工期が短縮されるので、コストダウンにも繋がります。
耐久性
耐摩耗性があり色落ちしにくいなど、優れた耐久性を持っており、5年後、10年後のコンディションの差が小さいという特長もあります。また、表面をコーティング処理していますので、コンクリート床にありがちなひび割れを防止します。
管理がしやすい
レンガやタイルで施工すると、目地の隙間から草や苔が生えるため、草むしり等の定期的な管理が必要となりますが、スタンプコンクリートの場合は、コンクリートを一面に敷き詰めるために草や苔が生え事がないので、草むしり等の管理から解放されます。
バリアフリー
レンガやブロックの場合、目地が深かったり、街路樹の根上がりによって段差が発生することがありますが、スタンプコンクリートの場合は、イングリッシュ・ストーンなどの目地が浅いスタンプを採用すれば、段差の発生を防ぎバリアフリーにも可能です。
スタンプコンクリートのデメリット
スタンプコンクリート工法には多くのメリットがありますが、熟練度の低い職人(スタンプ専門業者以外の外構業者)が施工すると出来が悪くなる可能性がございます。
施工業者を選ぶ際には、必ず実績の有無を確認した方がよいです。
また耐久性には優れているスタンプコンクリートですが、完全なメンテナンスフリーというわけではなく、表面をコーティング処理しているトップクリア塗装を劣化状況に合わせて再塗装する必要があります。